(暗雲立ち込める時期)

(あらすじ)
ハヤオにOKITEのことがバレる、OKITE暖炉の中に!





<シーン>トイレ/朝


ザザザー(トイレを流す音SE)

おき子「生理、来たわ」





タイトル「朝☀おき子さん」








<シーン>いろんなタスクをやりながら
傍らでOKITEが指導している/午前


ロッキーのテーマ音楽のようなものにのせて
コーチと選手


OKITE「何事もやるべきこと
最初にエネルギーが必要です面倒くさいと感じることも
やりだしたら、意外とその後
のってきて順調に作業がはかどったりするもんです
自転車やボートの漕ぎ出しとおなじ
最初に力が必要、走り出したら
意外ととまらないもんです」

おき子朝のルーティン

OKITE「一日も最初が肝心
朝起きがうまくいくと」

おき子デスクワーク

OKITE「一日がうまくいきます」

おき子ヨガ空手


夕暮れ、OKITEとの買い物帰り
シルエット


OKITE「一日がうまくいくと、その次も、その次も」

おき子「6時台に起きれてた頃を
思い出すとそうよね」

OKITE「人生がうまく動きだすものです」

おき子「うまく動き出したい!
明日は6時起き、再開させるぞー!
もう寝るぞーー!」

偶然ゴールポストにゴールを決められる
カッカー少年



夕方〜夜


<シーン>会社 帰宅後

ハヤオ、帰宅途中

ハヤオ〈回想〉
OKITEとおき子がしゃべってる
仲良くしてる場面
自分がいない間のおき子の行動が気になる
おき子は留守の間、何をしているのか…
〈回想終わり〉


「おまえ
このままだまっててええんか?」
(ハヤオの背後から同僚Bの声)

帰り道、後ろから同僚Bに
話しかけられる


同僚B「あいつ、おまえが言い出した企画
奪ったんやで
自分の手柄にしてもうたんやで
企画部に移ったんや、もう管理部にも顔ださへんがな
給料も変わるで
おまえ、このまま泣き寝入りか?
元々はおまえの企画やろ」

ハヤオ「でも、彼がまとめて資料つくって
彼がまとめたからこそ、よくなった
通るような企画になったんですよ
それに部長に直談判なんて
小生にはできません
一番勇気のいることだと思います
しんどいことをやった彼が出世するのは
納得できます」

同僚B「でも、うそつきはいややな
子供が熱とか、嘘までついて誰かを騙して」

ハヤオ「なんか彼なりの事情があるんでしょう」

同僚B「おまえ、ほんま人がいいというか
なんていうか、ハッキリ言うて損するタイプやな」

ハヤオ「…損したくないけど…
人と争うのはもっとイヤです
傷つけるより、傷ついたほうがいい」

同僚B「別にかっこよないで、それ
まあ、言いたいことゆうて
人に嫌われる、おれよりましかw」

ハヤオ「…」

同僚B「どうや?今夜」
飲みのジェスチャー

ハヤオ「いえ、今夜は…」

同僚B「そうか、フィアンセが待ってるもんな
帰ってやれ」

ハヤオ「はい」微笑むハヤオ

同僚Bとは、いつかゆっくりサシで
飲みに行きたいと思っているハヤオ
同僚Bは、口が悪いが何か兄貴のような存在だ



夜、マンションの灯り



<シーン>夜、キッチン(夕飯の支度)

ハヤオ帰宅

おき子が誰かと話してる様子
ハヤオ、そーっと近づく
サスペンス調



おき子「OKITE〜
食材、賞味期限やばいのから作っていく
ラインナップメニューだして」

振り向けば、そこにハヤオさん

おき子「おわ〜!びっくりした〜」

ハヤオ「早く終わったから帰ってきた」

ハヤオOKITEを見る

おき子冷や汗
おき子、OKITEのほうを見る

ハヤオ「このマトリョーシカと…
今これと話してなかった?」

おき子「ううん別に話してないよ」

ハヤオ「そう、じゃあ、いっか」
(この期に及んでも、修羅場を受け入れないハヤオ)

おき子調理の手が止まる

おき子「…なんで…、もっとつっこんで聞かへんの?」

切り出すおき子、深刻なムード
サスペンス調が盛り上がる

おき子「なんで?」

ハヤオ「…」

(しかたなく)

ハヤオ「それ、AIだよね」

おき子「…」

ハヤオ「何か、しゃべらせてみて」

ハヤオ、OKITEに触れる

ハヤオ「小生が外で働いている時
こんなやつと遊んでたのか…
さみしい思いさせてたんだね」

おき子「ちがう!
べつに淋しいからとかやない!」

ハヤオ「これからはもっと
二人の時間をふやすようにするよ」

おき子「まったく、そういうことやない!」
場の雰囲気が変わる
二人の修羅場

ハヤオ「じゃあ、どういうこと?」

おき子「……」

ハヤオ「AIくん、なんかしゃべって
ご主人様以外の人とは
お話できませんか?」
(ハヤオやけにつっかかる)

OKITEが
「おき子さん、あややややや」

おき子「わ!OKITE、何いいだすのん!
ちょっと!」

OKITEをうばおうとするおき子
すかさず、OKITEを隠すハヤオ

テーブルの上の書きそびれた招待状に
おき子の肘があたり、床に招待状がばら撒かれる
おき子、足元が滑って
二人の身体が床に倒れ(スローモーション)

床に弾かれたOKITEが暖炉の中に!


おき子「あぎゃぎゃーーーー!」



暖炉の中から
OKITEをトングを使って
取り出そうとするおき子
暖炉から煙と火の粉舞う
必死のおき子



その姿を背後から
せつない気持ちで見つめるハヤオ







つづく



毎回、最後にミニコーナー
おき子さんの朝起きへの道、ステップその31


朝起きがうまくいくと
一日がうまくいきます
だって




「朝☀おき子さん」また来週!