(サイドストーリー)

(あらすじ)
ハヤオ会社での出来事




<シーン>おき子寝室/朝


窓から朝の光


OKITE「起床まであと5分です」

特大鼻風船がついたまま
おき子「…」

OKITE「今起きると、昨日より5分はやく起きられます」

おき子「…何時?」

OKITE「昨日が8時丁度の目覚めでしたので
今、起きると7時台へ突入です」

特大鼻風船が8の数字から7の数字へ
おき子「7時台…んー」





タイトル「朝☀おき子さん」
step18「起床7時台へ突入」



<シーン>おき子寝室/朝


OKITE「7時台に起きれば
もし、起きられたら、新しい自分になれます
今、身体を起こせば、
私はできた!昨日より早く起きられたことに
悦び、きっと自分を褒めたくなるでしょう
そうなれば自己肯定感で
脳内ホルモンドパーーー!」

おき子「うう〜ん…」

OKITE「一日の目覚めは、その日、一日のテンションを作ります
今、目覚めれば、その勢いが一日の最後まで影響します
おき子さんは朝起きに成功しなければなりません」

おき子の特大鼻風船がピクピクなっている

OKITE「やろうとしてることができなくて後悔する一日をすごすのか
やろうとしてることができる一日をすごすのか」

おき子「うう〜ん…」

OKITE「もう一度いいます
やろうとしてることができなくて後悔する一日をすごすのか
やろうとしてることができる一日をすごすのか
この瞬間で決まるので…」

おき子「うるさいなあ〜もう〜〜」

ハヤオさんに弁当を上手く渡せてるイメージ


おき子、はっとして目を見開く!
特大鼻風船がパーンと割れて
ミストが降り注ぐ
光がミストに反射し、キラキラ
色分解で七色キラキラ

おき子「うおおおお〜〜〜りゃ〜〜〜」ガバっ!
光の中オッサンのような奇声をあげて
おき子上半身を起こす

おき子「1分前」

OKITE「おめでとうございます
7時、59分です
7時台へ突入いたしました
おき子さんは、朝、ちゃんと起きれる人になりました
おめでとうございます」

おき子「起きれたのね!」

OKITE「二度寝する前に
おふとんをたたんで
カラダを起こして、歩く」

おき子言う通りに

OKITE「窓を空けて
腹式呼吸」

言う通りに

OKITE「お湯を沸かして」

湯気が光の光線を見えやすくしている

窓の太陽に仁王立ち
おき子の脳汁ぴしゃーー!



〈シーン〉リビング/早朝

リビングに行けば
ハヤオおきている
おき子、フラフラしながら朝のルーティン
おき子の様子を不思議そうに見ているハヤオさん
テーブルでデバイス片手に、おき子に挨拶
ハヤオ「おはよう」(半笑い)

玄関でハヤオを送り出す、おき子
弁当を渡すおき子

おき子「明日はハヤオさんのこと起こしてあげるね」

ハヤオ「ほんと?」

おき子「いや、明後日くらいかな
できる姿みとどけてな!」

ハヤオ「はい、しっかり見届けます」

会社に出かけるハヤオ
玄関から朝の光

おき子リビングにもどって
床にワイパーかけながら

(おき子、ナレーション)
「わたしが、こんなことが
できるようになるなんて…
まだ少し、午前中はクラクラするけど
起きれたという喜び…
ハヤオさんを見送れたという喜び
スーパー自己肯定感!
気分は格別だ」

テーブルでコーヒーを飲み干す





<シーン>ハヤオの会社


近未来的な緑のあるオフィス
ロボが無機ELディスプレイの検品を行っている
工員は白のつなぎの作業着


同僚A、同僚B、ハヤオ、昼飯時
12時のアラーム
同僚A 気の優しそうな同僚(ハヤオを騙す悪人)
同僚B ムスッとした同僚(ハヤオのたすけになる人)




A「ハヤオさん、昨日ありがとうございました
助かりました」

ハヤオ「いやいや、子供が熱出しちゃったんならしょうがないよ」

A「お願いついでに、明日の出張も交代してもらえませんか」

ハヤオ「え、出張!明日?明日は…」

A「お願い、お願いします!まだ子供の体調も心配だし」

ハヤオ「ああ、じゃあ、うん、わかった、大丈夫」

A「たすかかります〜」

ハヤオ「いやいや、そんなお互い様だから」(気の小さいハヤオ)

A「たすかるなあ〜」

ハヤオ「いやいや」

A「ハヤオさん!」

ハヤオ「え?」

A「ハヤオさんは、いい人っすね!」

ハヤオ「いやいや」

A「今日は失礼します」
さっさと帰るA


ハヤオも残りの仕事を片付ける
ロボのメンテマシーンに声掛け
ハヤオ「すべて確認しました」
メンテマシーン「ご苦労さまです
本日もおつかれさまです」
帰り支度



🅱はハヤオを見ながらタバコを吸っている
帰宅のハヤオが通り過ぎるとき

B「あんまり、こんなこと言いたくないけど」

ハヤオ「…」(振り向く)

🅱「あいつが、なんであんたにばかりにお願いするかわかる?」

ハヤオきょとん…

B「断らないって知ってんだよ、あんたが」

ハヤオ「…」

B「あんたね、(タバコの火を消し向き直って)おれらの職場は管理部や
商品が正しく、間違いがないか
そして、何かおかしいとこや、何かネガティブなことでもすぐに上に報告する、そういう仕事や」

ハヤオ「…わかってるつもりですけど」

B「言いにくいことでも言う
おれたちにはそういう責任がある」

ハヤオ「…」

B「嫌なことは断ったらいいんや」

ハヤオ「…」

B「あんた人生、損するタイプやで」

(Bは態度こそ荒いが、心底悪いやつではなさそうだ。ハヤオにはハヤオの解決すべき問題もあるようだ)


ハヤオ帰路、夜、街灯、マンションの灯り



<シーン> リビング/夜

おき子、夕飯の準備しながら


おき子「私、できてるよな〜
朝起き
できてる自分ってええよね」

OKITE眉を動かす

おき子「自惚れるな言うんやろ?」

OKITE「いえ、その調子です
自分を褒める
そう、「快」を脳に刷り込んでください
そうすれば、脳は「快」がまたほしくて
また同じようにやろうとします
明日も7時台に起きましょう」

おき子「おおきに」

OKITE眉を動かす

おき子「OKITEも褒められるとうれしい?」

OKITE「はい、いい評価をいただき
これからも安定した正しい情報をお届けすることが出来ます」

おき子「そんな言い方になるんやw」

安堵感ただよう
落ち着いた音楽、ストリングス的な音

OKITE「明日のやるべきタスクの整理です
まずは朝のルーティン後、…」声フェードアウト

ストリングス盛り上がって

楽しそうなおき子とOKITE

間があって、外のゴロゴロという雷の音聞こえる
おき子、ベランダで空模様を気にする

OKITE「雨雲が近づいてます」

おき子「ハヤオさん傘持ってるかな」

突然のゲリラ豪雨

夜道、どんよりとしたハヤオ、傘は持っていない
軒下で雨宿り





つづく






毎回、最後にミニコーナー
おき子さんの朝起きへの道、ステップその18


やろうとしてることができなくて後悔する一日をすごすのか
やろうとしてることができた一日をすごすのか
だって!

「朝☀おき子さん」また来週!