(苦しみ悩む時期)


(あらすじ)
習慣化への道のり
OKITEのコーチング



<シーン>風見鶏がアホほど見える/昼下がり


ベンチに座っているおき子とバックの中のOKITE


OKITE「毎日やっていることが
習慣化しています
これまで、おき子さんは
遅く起きるということを生涯にわたって
トレーニングしてきたようなものですから
朝起きが急にできるようになったりしません
急にやるとリバウンドがあります
まろやかにやってゆきましょう」

おき子「まろやかに!ヘイ!」




タイトル「朝☀おき子さん」
step11「やっぱりあかんやん」



<シーン>風見鶏がアホほど見える/昼下がり


公園内を歩きながら
自転車に乗った少女が通り過ぎる

OKITE「おき子さんは、自転車のれますよね?
その日に自転車のれました?
頭で理屈はわかっても
すぐに身体が理解するわけではない
何度も何度もチャレンジしてできるようになります
チャレンジの仕方がまちがってるとできません
正しく導くのがOKITEの役割です
ついてきてください
出来ないのは当然
できなくても悲観したりせず
繰り返し、チャレンジしてゆきましょう
まろやかに」

おき子「あのね、OKITEちゃん
私、一輪車に乗れるの
昔、近所のお姉ちゃんが乗ってるの見て
憧れて、あんなん自在に乗れたら気持ちええやろなあー思て
それで、私も乗れるようになった」

OKITE「時間かかったでしょ?」

おき子「んー、あんまり覚えてないけど、何度も転ぶわな」

OKITE「転んでもたちあがったでしょ?」

おき子「そら、きっとそうやったな
そやね、悲観的になる暇なく
立ち上がって、何度もやってた
ももの内っ側の皮膚、赤ーなって」

OKITE「何度もチャレンジして、やがて」

おき子「やがて乗れるようになった」

OKITE「乗れる自分をイメージしてたでしょ?」

おき子「うん、してたかも
常にしてたかもな
早起きと、同じや言うのね」

OKITE「今日は、もうひとつ
早起きのコツを伝授します」

おき子「ひとつじゃなくて、全部伝授して」

OKITE「最終的に全部伝授します
まずは、ひとつ、ゆっくり、まろやかにいきましょう
音楽鳴らすので
またイメージしてください」

おき子「またこの時間やな
座ろか」
ベンチに座る

OKITE「起きたとき、まず、何をするか
イメージしてください」

おき子「起きてから、窓開けて
珈琲を入れて」

おき子「ハヤオさんの置き手紙を見て」

OKITE「置き手紙はありません
ハヤオさんはまだ寝ています」

おき子「うんうん
ハヤオさんより、早く起きるイメージね」

OKITE「ハヤオさんを起こすのも良し
起こす前に朝食をつくるのもよし」

おき子目をつむる

OKITE「ゴミをだしたり、やることあるでしょ?
それをできるだけ細かくイメージして書き出します
そして、それらの順番も決めておきます
朝起きてなにをするのか決めておけば
その順番をただこなすだけ
スムーズにことが運びます
その時その時にいちいち何をすべきか考えてたら
それは大変なんです
めんどくさく感じて結局やらなくなるんです
書いとく
第一歩が名文化です
イメージだけではなく
タスクを目で認識
イメージで予習しとく
それをただやればいい状態にしておくと
スムーズ
簡単なことやと人はやろうとするんです」


おき子、ベンチに座り手帳に記述


リズミカルなバックミュージックにのせて

* 起きたらすぐカーテンを開け太陽の光を浴びる
* ストレッチなどで体を動かし目覚めさせる
珈琲
* ご飯を炊く
* 洗濯機をまわす
* 朝食・弁当作り
朝食の準備
スムージー、サンドイッチ、サラダ、フルーツ
食器洗い
昨日の洗濯物をストレッチしながら畳み
洗濯物干し
掃除機掛け、モップがけ
床をフローリングワイパーにぞうきんをつけ水拭き
トイレ掃除
ゴミ出し
ニュース、天気
メイク
時間が来たら即終了
読書
* 書類整理・家計簿・メール
買い物
* 洗濯物取り込み・アイロン
* 夕食の準備
1つの家事を15分程度で終わるように意識します

OKITE「それらの行程を」

OKITE「寝る直前に、あたまの中で
簡単にシュミレーションしておくのです」

OKITE「朝起きて、何をするのか」

おき子「全部?」

OKITE「全部やなくても、あらかじめ
起きてまず何をするかどんなことをするのか
寝入りの前に決めておくんです
決めておくというのが重要
書き出しておくんです」

おき子「朝のルーティンやね」

OKITE「人は意思決定にパワーを使います
朝起きて、さあ何をするか
そこで意思決定のパワーを使おうとしても
めんどくさく感じる
そして考えることを先延ばしして
二度寝の罠に陥る
起きた瞬間
頭がぼーっと、意識がぼんやりしてる時に
意思決定しようと思っても
負荷かかりますよね」

おき子「うんうん
あらかじめ決めておいたことを
やるってことね」




<シーン>リビング/夕暮れ



夕飯の支度を始めるおき子
OKITEと何気ない会話を楽しむおき子

おき子「OKITEって
そーゆー朝起きのメソッドって
どうやって学んだん?」

OKITE「世界中の朝起きに関する情報にアクセスします。
朝起きに関する論文は今も沢山出続けております
それらを集積し咀嚼し
さらにおき子さんに対して
よりパーソナルに、もっとも効率的に無駄なく
しなやかで優しさに溢れた表現でお伝えしております」
OKITE眉を動かす

おき子「あ、そう」


玄関先でハヤオさんの声「ただいまー」

おき子「あ」

布巾で手を拭いて
テーブルのOKITEを取り上げて

おき子「じゃあ、OKITEさん、今日はここまで」
寝室の押し入れにしまいながら

OKITE「明日9時に起きましょう」

おき子「できるかな?」

OKITE「不安をイメージするのではなくて」

おき子「そやった」

OKITE「楽しいイメージ」

おき子「オケー」(ささやき声で)

押入れの扉をそっと閉める





<シーン>暖炉のあるリビング/夜


食事、語らい、疲れたるんで交わりはなし




<シーン>寝室/夜

おき子「シュミレーションしてから寝る
朝、窓を開け、お湯を沸かして、顔を洗い、歯を磨きながら、コーヒーの準備…」

特大鼻風船が生まれる
月の光が鼻風船を照らし、時間成果とともに
影が移動、そして夜明け、汽笛の音

OKITE「ピッピキピピッピキ」

特大の鼻風船が割れ
9時を確認

おき子「ぬおおおおおおー!」
巨大ロボがカラダ起こすように


おき子「朝起きてまずやること
窓開ける、光がぴしゃー!
OKITEをテーブルに置いて
お湯を沸かして
顔あらい」
目の前の景色がグニャグニャ

おき子「ああ…クラクラする」

カーディガンを羽織り
お湯が湧いたので
コーヒーを入れる

テーブルに座って飲む

テーブルに置かれたOKITEからは、天気予報
コーヒーを飲みながら
ハヤオさんの置き手紙を読む


おき子「うん、起きれた」

窓の方へ歩く
朝の町並みを見ながら
飲み干したコーヒーカップをテーブルに置いて
大きな全身の伸び

おき子「起きれた〜〜〜ー!」

OKITE「起きれたという達成感で
おき子さんの脳に快感ホルモン分泌です」

おき子の脳からは快感ホルモンがドパドパ出てる
シュパパパパパパーーーーー!


おき子、OKITEの方へ振り向き
おき子「効果を感じる!
確かに、起きてやること決めといたら
スムーズやった
よけいな頭使わんかった」

OKITE「はい」

おき子「ねえOKITE!」

OKITE「はい」

おき子「わたし、気分いい!」

OKITE「はい」

おき子、テーブルに座り深呼吸

OKITE「リラックスすることにより
おき子さんの脳に快感ホルモンがさらに分泌!」

おき子目をつむりながら
おき子「心がまろやか」

OKITE「リラックスしすぎに注意!」

おき子動かず

OKITE「おーい
起きて、タスクのつづきー!
こら
こーら!」

おき子、座りながら特大の鼻風船が膨らむ

OKITE「おき子さーーーーん!」





つづく!




毎回、最後にミニコーナー
おき子さんの朝起きへの道、ステップその11
起きたとき、まず、何をするか
寝る前にイメージしておく




「朝☀おき子さん」また来週もみてね!